【添削】出願時の提出書類
1月25日(月)から、21年度国公立大学入試の出願が開始されました。私立大学では、本格的に入試が始まります。
さて、21年度入試では入試改革があり、センター試験の廃止、共通テストの導入が大きな改革の柱としてよく知られていると思います。そのほか、大学の個別試験において、「調査書や志願者本人が記載する書類」「面接」「プレゼンテーション」などを利用し、「主体性・多様性・協働性」を評価する動きも出ています。これまでも医学部や教育学部などで志望理由書の提出が必要な大学は見られましたが、21年度入試から新たな提出書類が必要になった大学もあります。
たとえば横浜国立大学では、すべての学部で「自己推薦書」の提出が必要とされます。アドミッション・ポリシーを踏まえた大学入学後の目標と、その目標達成のために努力したいことを300~400字程度で記入・提出することになっています。
また、前橋工科大学(前期日程)では、「志望理由等に関する説明」は任意となっていますが、この内容により最大20点が加点されることになります。
点数化の有無や合否ラインに同点で並んだ場合に合否判定に利用するなど、提出書類の利用方法はさまざまですが、その大学に出願する以上は、しっかり内容を吟味し、提出する必要があります。
富山予備校では、大学が求める提出書類にあわせて添削指導を行っています。志望理由については、その大学の魅力と、その学部・学科(専攻・コース)で学びたいことをベースとして、自分の熱意をアピールすることが大切です。
国公立大学の出願は、2月5日(金)までとなっています。提出書類をそろえて、余裕をもった出願を心がけてください。