二次試験対策(添削・面接)
国公立大学二次試験まで、あと2週間ほどとなりました。
前回のブログでもお伝えしましたが、富山予備校では、二次試験対策の一環で添削指導や面接指導(模擬面接)を行っています。添削指導では、毎日生徒たちが代わる代わる答案を持って職員室にやってきます。
各担当の先生から、添削や面接のポイント等を聞きました。
【英語科】
careless mistakes の少ない、綿密な答案作成を中心課題にしている。そして何よりも to keep standing by them 「寄り添い続けること」が指導の一義であろうと思っている。
【数学科】
レベルごとに添削の問題が異なる。基本的な公式や解法の確認から、発想のポイントとなる論理的思考まで、レベルに応じて添削内容を変えている。「わかる」から「できる」へ、理解力をアップさせたい。
【国語科】
現代文・古文・漢文、多様な問題文に対し、ひとりよがりの勝手な読解をなくし、設問の指示に忠実に従った過不足のない解答作成の力を養うことを目指す。
【理科】
答案の書き方についての指導を目的としている。自分では気づけない点を指摘できるのが添削の重要なポイントである。
【地歴・公民科】
設問に正しく答えられているかどうかはもちろん、読みやすい文字で書かれているか、誤字脱字はないか、「使った語句に下線を引くこと」などの指示がきちんと守られているか、など基本的なことができているかどうかも重要である。また、主語述語などが不自然で読みにくい文章もある。読みやすい文章で書いているかどうかも添削指導のポイントである。
【小論文】
課題文を正確に読み、要約できる力をつけるとともに、求められているテーマに応じた、自分の体験に裏付けられたオリジナルな論理を組み立てさせたい。
生徒が自分で書いた答案を採点者の目線で(客観的に)見るのは大変難しいことです。答案作成者以外の視点で答案を見ることで、答案にさらに磨きをかけます。入試本番では、1点が合否を左右する場合もあり、1点でも多く点数をもらえるような答案を書けるよう、粘り強く取り組むことが大切です。
【面接指導】
面接は、どうしてもその人の人柄が表れるので、自分では気が付かない点を他から教えてもらうという意味で、事前の練習は大切。視線や言葉遣いなどにも気配りが必要である。緊張しすぎず、落ち着いて受け答えができるかどうかがポイントとなる。
国公立大学医学部医学科をはじめ、他学部や、私立大学でも面接を課す大学は増えてきています。富山予備校の面接指導は、指導歴の長いベテラン講師が担当しています。面接で問われる質問内容は大学によって異なるため、個別での指導を行っています。練習を積み重ねることで、本番での対応力を身につけます。
添削指導や面接指導は一人ひとり、丁寧に個別での指導を行っています。合格の一押しとなるよう、最後の最後まで生徒に寄り添った指導をしていきたいと思います。